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2008年2月18日 (月)

マジュロ 水中編

水中編を11回に分けてアップしてきましたが、一つにまとめました。

全てのHP、ブログを含めてマジュロの水中編としてたぶん最大のものをお楽しみ下さい。

 

先ずはチョウチョウウオから。

 

イッテンチョウチョウウオの子供。

「イッテン」はもちろん「一点」。

点が墨が流れたようになっていますが、この個体の問題ではなくどの個体もこうなっていて、大人になっても

流れています。

個体数の多い種ではないから、見るとちょっとうれしい。

撮れるともっとうれしい。

子供が撮れるともっともっとうれしい。

 

 

シチセンチョウチョウウオ。

これはもっと個体数が少ないと思いますが、マジュロではちょくちょく見かけました。

そういうところが色んな海で潜る楽しさです。

 

 

ハクテンカタギ。

これもたまにしか見ない種です。

でもマジュロではちょくちょく見ました。

 

 


                                                        (Photo by Kiyo)

セグロチョウチョウウオといいます。

これはそんなに珍しい種ではないのですが、グレーが基調というのがチョウチョウウオとしては特徴的で

そこが好きな所です。

 

 

今度はワイドの写真を。

ペアで泳いでいるのはフウライチョウチョウウオ。

これは伊豆や房総にも黒潮に乗って流れ着きます。

何回か採集して家の水槽で飼ったこともあります。

チョウチョウウオは神経質で気は強いけど気は弱いというやっかいな種で、飼うのは難しいです。

その中では比較的温厚な種類に見えました。

 

写っているダイバーは同じ船で潜った「男」性です^^

 

 


                                                        (Photo by Kiyo)

フエヤッコダイ。

タイという名前ですがチョウチョウウオです。

うんと昔、カラーテレビの普及期にテレビのTVCMに出ていました。

画面の中のTV画面の中にどーんと写っていて、なんてきれいなんだろうと思ってからずっと好きな種類です。

 

 

次は白黒ストライプ系を。

 

 


                                                          (Photo by Kiyo)

ツノダシはポピュラーな魚ですが、臆病で意外と寄って撮るのは難しいです。

これはきれいに撮れたと思います。




                                                           (Photo by Kiyo)
これもいい感じ。





マジュロの海は透明感のある海。

 

 


                                                                                  (Photo by Kiyo)

オニハタタテダイ。

これは大抵ペアでいます。

しかも動きがゆーったりとしていて癒し系です^^

 

 

たまに1匹のこともあります。

この写真はオニハタタテを撮ったのかクマザサハナムロを撮ったのか忘れましたが^^;

ワイド系できれいに撮れていたので載せました^^

 

 

T_70s_dsc_9367

ツノハタタテダイ。

これはペアだったり小群れだったり。

何度見ても口からおでこにかけてのラインとその上の段差が不思議です。

おでこが凹んでいるようにしか見えません。

 

 

 

 

次はガラスハゼ。

 

ムチヤギを見ると、よくこの小さなハゼが着いているのが見つかります。

 

この時はワイドレンズをつけて、全体を見ながら移動していました。

その時、ムチヤギに気付かずそのまま泳いでいったら、ムチヤギが体をこするように

しなったことに気付きました。

その直後のことです。

 

水中マスクは手前が見えにくいのですが、ムチヤギを通り越した後、なんだかハウジングのまわりに黒い物が

浮いていました。

 

何だろうと見たら小さな魚。

なんだか見たことある魚だけどなんだっけ?

こういう体形して泳ぐ魚っていたっけ?

と思った時、理解しました。

 

ムチヤギをしごくように通り過ぎた時、そこにいたガラスハゼをしごきとってしまったのだということを^^;

住み家を追われたガラスハゼはとっさにハウジングのアームにくっつこうとしたようです。

 

ですが、存在に気付かれた為に、被写体となり、カメラに着くことが出来なくなってしまいました。

 

 

フィッシュアイしか持っていないけど、めいっぱい寄れば結構大きく撮れるんだよな、と思いまず1枚。

まだまだ小さい。

  

 

これでどうだ。

とてもフィッシュアイで撮ったとは思わないだろう^^

100ミリクラスのマクロレンズでもここまで大きく撮るにはじっくり寄らないと撮れません^^

 

 

泳ぐ、泳ぐ^^

 

 

やっと岩まできた、という感じかな^^

でも、この根にはムチヤギ無さそう。

また泳ぐのかな^^

 

 

今回は「フィッシュアイ泳ぐガラスハゼを捉えた世にも珍しい写真」の紹介でした^^

 

 

昔「TIME LIFE BOOKS」というシリーズがあって、その中に「魚類」というのがありました。

それを中学1年の時、確か神田で買ってもらいました。

その本の表紙の写真が子供心に強烈に焼き付いていて、その時からクロハコフグとテングカワハギは特別な存在なのです。

その頃はそれを水中で自分の目で見ることが出来るようになるなんて夢にも思わなかったから初めて見た時は

本当に興奮しました。

そして今でも大好きな魚です。

Timelife

 

 

T_70s_dsc_9397

テングカワハギもたまにしか見かけません。

いつもペアでサンゴの間を泳いでいます。

この写真では分かりにくいですが、オスとメスの外見上の違いがあります。

お腹の黒っぽいところに白い斑点があるのがオスだそうです。 

 

 T_70s_dsc_9398

別の写真で見ると、上を泳いでいたのがオスということになります。

 

尾ビレに偽眼の黒い点があって、本当の眼は模様に紛れて、体形もどっちが前か分からないような体形で、

襲われた時、敵の予想と逆に逃げて難を逃れてきたのでしょう。

 

それにしてもかわいい^^

 

 

 

 

うんと昔、新婚旅行で行ったタヒチのモーレア島で生まれて初めてサンゴの海を覗いた時に時々黄色くて

きれいな魚がいることに気付きました。

それから南の海に行くたびにたまに黄色い魚を見ると、うん?とよく見ようとしました。

しばらくして図鑑を見ると、好きな体形であるヤッコの仲間でコガネヤッコとヘラルドコガネヤッコがいる

というのがわかりました。

大きな違いはただの黄色か蛍光ブルーが入っているかの違いで、もちろん蛍光ブルーが入っている方がきれいです。

どうもただのコガネヤッコより「ヘラルド」コガネヤッコという方がきれいな気がするのですが

単なるコガネヤッコが蛍光ブルーが入ったきれいな方です。

 

どちらも個体数は多くはないと思いますし、臆病なので撮れたことがなかったのですが、マジュロでは

コガネヤッコを何回も見かけたので、何度かトライしました。

それでもちゃんと撮るのは難しかったです。

そういう魚ですから、たまにしか見かけない海では端から撮ろうという気になりません。

 

T_70s_dsc_9402

この蛍光ブルーと黄色の組み合わせが堪りません^^

 

 

T_70s_dsc_96972

このメイクも最高におしゃれ^^

 

 

次はクマノミです。

クマノミは基本形である、クマノミ、ニモで有名になったカクレクマノミ、ハマクマノミ、セジロクマノミ、ハナビラクマノミ、

トウアカクマノミの6種類プラス、スパインチークアネモネフィッシュしか分かっていなくて、それらと似ている

地域固有種というのは何度見てもすぐに基本形とどこがどう違うから固有種なのか分からなくなります^^;

 

 

ハマクマノミが黒っぽいのかと思ったらダスキーアネモネフィッシュという地域固有種だそうです。

ダスキーは「〈皮膚が〉浅黒い;〈色が〉黒みがかった, 黒っぽいという意味です。  

 

 


                                                                                  (Photo by Kiyo)

尾ビレの前に白い線があると「スリーバンデッドアネモネフィッシュ」という固有種だそうですが、

うっすらとあるからそうかな?

 

 


                                                                                  (Photo by Kiyo)

これは子供です。

向こうに写っているのも子供ですが、色が全然違います。

それでも同じ種類??

 

 

別の個体ですがフィッシュアイで周りの状況とセットで撮ってみました。

 

 


                                                                                  (Photo by Kiyo)

ハナビラクマノミは色が落ち着いていて結構好きなクマノミ。

カクレ、ハマ、ハナビラの順かなあ。

 

この白い線の形は、個体によって結構ばらつきがあって、途切れたり、そばかすみたいになっていたり、色々です。

まだ種として安定していないのかもしれません。

 

 

みんなはみんな、自分は自分と、こんなのをワイドで撮っていました^^

 

こう見るとでこっぱちだなぁ^^

 

 

次はマジュロの気持ちいい水中の様子を「チョウチョウウオのいる風景」という感じでご紹介します。

まずは、チョウチョウウオ編の中にも載せたものから。

 

マジュロでのダイビングは砂地が多く、明るくて気持ちよかったです。

 

 

砂地ポイントではない所ではサンゴがびっしり群生していました。

 

 

砂地ポイントのトゲチョウが好きです。

 

 

ハナグロチョウチョウウオもそんなには見ませんから写真も殆どありませんが、この時はペアで泳いでいるのを

撮れてよかったです。

 

 

スダレチョウチョウはタヒチの写真ではよく登場しますが、インド洋のサドルバックと並んで好きな種類です。

 

 

これはフエヤッコダイ。

サンゴの種類も豊富でした。

 

 

次は他のお気に入りの魚たちです。

 

 
                                                                                  (Photo by Kiyo)

フレームエンジェル。

フレームは「額縁」ではなくて見た目通り「炎」の方です。

ミクロネシア以外ではあまり見かけません。

我が家の写真のストックとしても1枚か2枚しかありません。

ペアで撮れてよかったです。

 

 

ダンゴオコゼ。

サンゴの中に隠れて生きているのであまり見かけませんが、さんごを覗き覗きしても滅多に見かけません。

 

 


                                                         (Photo by Kiyo)

メガネゴンベは珍しくはありませんが好きな種類で、それがマジュロにはたくさんいました。

 

 


                                                                                  (Photo by Kiyo)

マルチカラー エンジェル。

これは初めて見ました。

固有種ではないみたいですが、見られる海域は決まっているようで、マジュロでもここのポイントという

所でないと見られる確率は低いようです。

これが見られる場所に行く時に私はワイドレンズしか無かったので自分では撮れませんでした。

 

 


                                                                                  (Photo by Kiyo)

泊まったホテル「ロバートレイマーズ」のレストランの水槽にいて、そこでは何度もじっくり見ました^^

 

 


                                                                                  (Photo by Kiyo)

アオマスクというベタな名前ですが、胴体の色合いが、よく見ると何とも言えず「美しい」感じで、

昔初めて見た時は、まわりでアオマスクがいたと言っていましたが、どこがそんなにいいのかさっぱり

わかりませんでしたが、だんだん好きになってきました。

 

 


                                                                                  (Photo by Kiyo)

透明感のあるシルバー(明るいグレー)とブルー、黄色のグラデーションの感じがいい^^

 

 

ウメイロモドキの子供。

親は群れを作って縦横無尽に泳ぎ回っているけど、子供の頃は岩場に隠れながら暮らしています。

大きくなった時どういうきっかけで群れに入るのでしょう?

と思った時、群れの仲間に入るのではなくて、近くに散らばっている同期生が集まって群れになり、

岸から離れて泳ぎ初めて、だんだん大きい個体の群れになっていくんだろうなと思いました。

 

 

これは上の個体の同期生ではなさそうですが、これくらいの「年次」の差は今後群れになるには

問題ないのかもしれません。

 

 

バートレットアンティアスという殆どハナゴイです。

顔の赤いラインで分けられているのだと思います。

 

 

フィッシュアイの時に何年経っても大好きなタテジマキンチャクダイを発見。

フィッシュアイだってくっつくくらい寄ればそこそこの大きさに撮れるから諦めないぞ^^

 

 

しかし、もはやここまでか^^

 

 

これもいつまでも好きなニシキヤッコ。

これはフィッシュアイではありません^^

こういうのを見ると南の海で潜るのは楽しいと思います。

 

 

遠目に、砂地に岩と違う感じのグレーの固まりが見えて、だんだん近づいたらこれでした。

一見無防備ですが、ふぐ的には人間がなんだろうと思うように、結構安全な態勢なのかもしれません。

 

 

それでもこういう方が安全な気はします^^

 

 

今度は水中のサンゴの風景を。

マジュロの海は元々大物の海ではないと聞いていましたし、サンゴが元気な場所ということで

それを楽しもうと思っていきましたので、そういう意味では満足しました。

 

環礁の内側は砂地ポイントが多く、外洋側は岩場にサンゴが群生しているという地形でした。

 

 

砂地に元気なサンゴのパターンは昔から好きです。 

 

 

ここもそうです。

 

 

浅い砂地と元気なサンゴ、そこに光が筋状に差し込んでいて、とても気持ちいい場所です。 

 

 

大きいテーブルサンゴもたくさんありました。

テーブルサンゴは俗称で、これは「クシハダミドリイシ」といいます。 

 

 

こういう風景もよく見られます。 

 

 

ここはちょっと印象的な風景でした。 

 

 

一面のサンゴです。 

 

 

いつまでもこの光景が残ればと思います。 

 

 

 

 

 


                                                                                  (Photo by Kiyo)

この丸みがなんだか柔らかそうでもあるし、とろけそうでもあって、面白いと思いました^^ 

 

今度は、以前我が家の水槽で何度も卵を産んだ、顔のライトブルーメタリックがきれいなアカハチハゼと、

買える魚、じゃなくてカエルウオです(確かに日本で買えますが^^         変換キーは反射的に

押してしまいますが何度となくF7キーでカタカナに変換しているのだから、その操作も学習して欲しいものです^^)。

 

 

このブルーと黄色がチャームポイント^^

でも、どうして「アカハチ」というのかは知りません。

 

 

あ、チビちゃん。

やっぱり子供体形で、黄色も少ない。

じっとしていないから撮りづらいなぁ。

 

 

あ、違う、違う。

 

 

だから兄弟じゃないって。

 

 

もう完全に勘違いしている。

さっきのは親じゃないの?

 

 

魚は鏡で自分の姿を見ることもないし、体をひねって自分の体を見ても下半身しか見えないのに、よく自分の

仲間が分かるなぁと思っていたら、やっぱり子供の内は分からないみたい^^

 

 

 

オーバーハングの天井にカエルウオが顔だしてる。

 

 

ここにもいた。

こんにちは、という気持ちでカシャッ。

 

 

この子は警戒心があまり強く無さそうだと思ったから、じわじわ寄っていったら、アップが撮れました~

 

 

 

単体で撮るよりペアで撮った方が絵になるけど、なかなかペアで見ることがないし、しかも2匹の目の両方に

ピントを合わせるのが難しいものです。

つまりピンポイントで2匹の目と自分との距離がぴったり同じになるタイミングで撮るということですから。

えっへん。

いや、のどの調子が悪いだけで、自慢しているわけでは^^;

 

 

アップも撮れたら押さえたいところです。

ブルーバックにすると黄色が映えます。

 

 

水中編の最後です。

今回はワイドです。

  

おや?何だ、あの黒い塊は?

黒いのは光線の加減? 

 

 

やっぱり黒い。

体形もギンガメと違うし・・・ 

  

  

ツムブリも登場^^ 

 

 

後で調べたらインドオキアジというみたいです。

でもこれだけ黒いのが群れている写真は見つかりませんでした。

大体黒いのはオスの婚姻色というのが相場みたいですが、もしこれもそうならすごいことだと思います。 

 

 

これはギンガメ。

みんなで観察です。 

 

 

 

 

 

きれいな海で見るのは気持ちいいものです。

 

 


                                                                                  (Photo by Kiyo)

なぬ? なぬ? なぬ? なぬ? なぬ?

みたいな^^ 

 

 


                                                                                  (Photo by Kiyo)

ブルーにシルバーの組み合わせがきれいで、そこが光りものの魅力でもあると思います。

 

  

あ、眠り部下!

おいっ!こら!起きろ!

って、違うでしょう^^(どんな変換してるんだ^^)

じゃなくて、バディがネムリブカ狙ってる。 

 

 


                                                                                  (Photo by Kiyo)

これは泳いでいなくても死なないサメです。 

 

 

サメはあちこちにいます。 

 

 


                                                                                  (Photo by Kiyo)

ギンガメとのツーショット^^ 

 

 


                                                                                  (Photo by Kiyo)

テーブルサンゴの下からいきなり現れたり。 

 

 


                                                                                  (Photo by Kiyo)

また隠れたり。

要はテーブルサンゴの群生している場所は彼らにとって安全且つ都合のいい場所なのだと思います。 

 

 

ふふ。

知らぬが・・・・^^ 

 

 

あ、ツムブリ。 

この新幹線500系のような円柱感が堪りません^^ 

 

本当にきれい。 

 

 


                                                                                  (Photo by Kiyo)

これだけツムブリが大きく写っているのもあまり見ない気がします。

大きくなるとお刺身が美味だそうです^^

 

 

 

クマザサハナムロの小さい群れはよく見ました。 

 

 


                                                                                  (Photo by Kiyo)

アジも難しい。

カイワリ系? 

 

 


                                                                                  (Photo by Kiyo)

イソマグロもゆっくり通り過ぎていきました。

ところでイソマグロって磯に近いところを泳いでいるからそういうみたいですが、他のマグロが体の特徴を

捉えた名前に対して随分いい加減な名前だなあと思います^^

 

食べてもあまり美味しくないそうですから、外洋で潜れないファンダイバーがマグロを見たいという要求に応えて

天が用意してくれたマグロといったかんじです^^

 

 


                                                                                  (Photo by Kiyo)

コクハンアラの親。

これは臆病で大人をきちっと撮るのは難しいです。

子供は全然色が違ってきれいですが子供もシャイです。

 

 

カスミアジが浅場を単体で通り過ぎました。

この蛍光ブルーが大好きです。

 

 

 


                                                                                  (Photo by Kiyo)

カスミはビーチ近くのほんの数十センチの浅瀬にも来ますが、深いところも群れで泳いでいたりもします。 

魚ってすごい。

 

 

カスミの群れはギンガメの群れよりも自分としては興奮します。

 

 

さあ、そろそろ水中も終わりです。 

 

 

ガイドさんが上がるのをサポートするので待機してくれています。 

 

 

ここは中層で減圧停止でした。 

ダイブコンピュータを見ながら5mで3分待ちます。

 

 

さあ、上がるとしましょう。

ガイドさん、楽しいダイビングありがとうございました。

 

以上で水中編終わりです。

 

と、ここで過去11回分を削除したら、そこに頂いたコメントが消えてしまいました。

大変失礼致しました。 

 

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